Q.土地建物購入時に「道路計画がある」「立ち退きの承諾をした」「都市計画地だから割引価格で購入した」等の理由で反対できないのでは?

 

A.道路建設の事業主は、不動産屋ではなく東京都です。あなたが不動産屋等の売り主から土地建物を購入する際、売り主はあなたに「道路計画がある」旨を告知する義務があり、道路ができるから土地代がちょっと安い等、あなたに嬉しい出来事があったとしても、後々道路の為に土地を売れと東京都から言われて応じる必要はないのです。売買契約は売り主とあなたの間で成立しており、ぶっちゃけ東京都は関係ありません。しかし道路工事の事業主(=東京都)はこの土地契約の際の告知義務をウマいこと利用して、「納得して買ったんでしょ?じゃあ売ってね?」とか「お得に買ったんでしょ?じゃあ賛成だよね?」という匂いをプンプンさせながら測量や立ち退きの交渉をしてきますが、反対しても全く問題はないですし、罪悪感を抱く必要もありません。

 土地を買う時に道路計画の説明を受けて納得して購入道路計画に賛成した

 土地を買う時に割引された道路計画に賛成した

です。