12月17日:「会員ニュース4号」を会員様に向けて配布

28m道路計画を考える立川市民の会の会員様を対象にした「会員ニュース4号」を、会計報告書を同封して各戸に配布致しました。発足当初は「反対だけど表明するのは戸惑われる」という声が多く聞かれましたが、住民を無視した都の強引な計画の進め方に、疑問や不安、反対の声を上げる住民の皆様が増え、多くの会員の皆様からの力強い支援を実感しております。3.3.30計画反対の住民の結束は強まる一方です!

12月10日:北多摩北部建設事務所長宛てに抗議文を送付

緊急事態宣言が明けた途端に再開の方向で動き始めた測量ですが、測量拒否ポスターを掲げる等で道路計画に反対の意志表示をしているお宅に、都職員が突然に複数で押しかけて来て、「何故反対しているのか」「反対しても計画は変更しない」などど、くちぐちに高圧的に話してきたため、圧力を感じて怖かったと、当市民の会に相談がありました。そのようなやり方はあってはならないことで、我々市民の会は直ちに北多摩北部建設事務所長宛てに抗議文書を送付。「今回の行為は権力を乱用した圧力で、反対市民をあきらめさせる違法行為である」と厳しく指摘し、今後一切行わないように求めましたが、東京都はこうした威圧を感じさせる「説得行動」を今後も続ける旨の回答をしてきました。

憲法で保障された居住権や財産権を主張することは至極真っ当な権利で、「圧力」「力づく」等でその権利を奪うことは決して許されません。私達は「平和な普通の暮らし」「静かな環境」を破壊するこの大昔の不要な道路計画を白紙撤回させるために、住民の皆様と共に粘り強く活動を続けます。

12月6日:対面での定例会開催

12月6日、定例会を羽衣中央会館で行いました。久しぶりの対面による定例会には、国立の市民の会より1名、長谷川顧問、市議会議員2名、当会世話人12名の、合計16名が出席し、この1年余りの活動の振り返りと、今後の活動の詳細を具体的に取り決めました。

11月14日:道路住民運動全国連絡会 第46回全国交流集会にリモート参加

11月14日、道路住民運動全国連絡会 第46回全国交流集会が開催されました。東京経済大学を主会場としてオンラインを利用し、全国の道路計画に関わる市民が多数参加しました。メインテーマは「パンデミック後の新しい社会を目指して~コロナ後の都市や公共事業はどうなるか」でした。我々立川市民の会からは世話人が参加し、また立川市議もオンラインで参加しました。

11月8日:立川市内の用地測量該当地区の現地視察

11月8日、国立の市民の会(くらしと道路問題を考える2020)9名と、我々立川市民の会3名の計12名で、立川市内の用地測量該当地区を現地視察しました。行程中、今後の反対運動についてさまざまな意見交換をすることができました。国立市民の会と我々立川市民の会は、今後さらに協働を増やし、国立市の計画道路3.3.15号と、3.3.30号計画の凍結、そして白紙撤回を目指します!

現地視察の模様
現地視察の模様

9月2日:オンライン3者合同会議(道路住民運動全国連絡会事務局長、国立市民の会、立川市民の会)

9月2日に「くらしと道路問題を考える国立市民の会」世話人さんと「28m道路計画を考える立川市民の会」の世話人、および道路住民運動全国連絡会 事務局長の長谷川茂雄氏の3者合同会議をオンラインで行いました。主な議題は、今後の基本的な活動方針です。活発に様々な意見交換が行われ、両会の基本的な活動方針が一致していることを確認し、今後とも緊密な連携をとり、3.3.15号並びに3.3.30号計画の白紙撤回を目指して総力を結集して活動を継続することを決定いたしました。

※旧「くにたち市民の会 くらしと道路問題を考える2020」より2021年8月に名称を変更

8月28日:「46回道路全国連交流会議」開催関連の事前オンライン意見交換会

「46回道路全国連交流会議」の開催に関わる事前の意見交換がオンラインで行われました。参加は、全国道路連絡会・外環ネット・立川の会からは共同代表が参加致しました。昨年はコロナ禍のために中止された道路全国連交流会議ですが、今年は開催する方向で詳細を詰めることとなりました。

8月12日:28m道路反対の青看板の取り付け直し実施

8月12日、世話人たちで28m道路反対の青看板の取り付け直しをして回りました。その時に、特報第9弾と共にお配りした測量拒否のミニ版ポスターを、新たに複数のお宅が貼りだして下さっているのを確認しました。また、取り付け直しの作業中にも、住民の方々から私たちの活動への激励の言葉をいただきました。反対の意思表示をする皆さんが日ごとに増えているのを実感しています。一人一人の小さな反対の声を集めて大きな力とし、不要な道路計画を強引に押し進める行政に対抗していきましょう!

7月31日:国立の市民の会(くらしと道路問題を考える2020)学習会参加

7月31日、都市計画道路3.3.15号線の反対運動を中心に活動している国立市民による「くらしと道路問題を考える2020」会主催の学習会に、当会から5人の世話人が参加しました。3.3.15号線は61年前に計画された、3.3.30号線と直結する道路であり、3.3.30号線と同様、時代遅れもはなはだしい不要不急の都市計画道路です。学習会の講師に、道路住民運動全国連絡会 事務局長の長谷川茂雄氏が招かれ、しっかりとしたコロナ感染防止対策が施された広い会場で、安心して多くの国立市民と内容の濃い学習ができました。今回の学習会で我々は、大多数の国立市民と立川市民が、この理不尽な道路計画に反対していることを再認識しました。

「くらしと道路問題を考える2020」さんとは、会の設立と同時に交流を始め、緊密な連絡を取り合ってきていますが、今回の学習会でさらに連帯感を深めることが出来ました。この両会の連帯は、反対運動において非常に大きな”相乗効果”を生み出して行くと確信します。お互いの共通の目標である3.3.15号線と3.3.30号線計画の白紙撤回を目指し、我々は今後とも協働を続けて参ります。

学習会の模様
学習会の模様

5月:測量説明会中止に伴う説明資料配布時に募集した住民からの意見・質問への回答の評価

コロナ禍に便乗して中止された前代未聞の手抜き説明会。その資料と意見・質問を募る書類が、2月に計画地周辺各戸に配布されましたが、この度「用地測量開始に関するお知らせ」と「募った意見・質問への応答集」が配布されました。皆様のご意見やご質問は改ざん無く正しく掲載されていますか?

(東京都北多摩北部建設事務所のホームページから全文をダウンロードできます→こちら

数えたところ、96の質問や意見がありましたが、28m道路計画に

反対:50

賛成:10

それ以外:36(具体的な質問等で賛否が判別できない)

という割合でした。わざわざ意見を送るというハードルを越えてこの比率は、潜在的反対者の数の多さを物語っていると思いますが、東京都の回答は事実に反していたり実態を反映していなかったりと、住民の声を無視した無責任なものばかりであり、我々住民の東京都への不信感はさらに増しています。

特に気になるのは補償についての問い合わせに対する「測量及び調査をしてから個別相談します」というものです。平たく言えば”補償してほしかったら測量させろ”です。あちらが手の内を見せずにこちらの内情だけをさらけ出すこの不公平なやり方は、事業主側(東京都)を優位にし、弱い個は黙るしかありません。測量を許可すること自体が、自身の不利で不公平な交渉時の立場を生むのです

測量は「拒否」。それが自分の土地建物を守るために最善なのです。

5月24日:立川市長と北多摩北部建設事務所長宛てに用地測量延期の文書を送付

東京都は、緊急事態宣言発令により中止となった測量説明会の代わりに、説明会の資料を該当住居に配布することで、住民への説明をさらっと終わらせてしまいました。都市計画は住民の生活を大きく変える(壊す)可能性がある為、事業主(東京都)は地権者及び周辺住民への丁寧な説明と、疑問や質問に真摯に答える義務があるからです。コロナ禍の中で説明会を延期ではなく中止とし、資料配って読んどけよ的な対応は、あまりにも住民を軽視したやり方で、到底看過できません。

また、緊急事態宣言下の外出自粛要請中にもかかわらず、業者と住民が対面して測量を実施するのは、感染の危険性が大変高く絶対に容認できません。 現に、他の都市計画説明会や測量が、コロナ禍を理由に延期となっています。何故3.3.30道路計画だけが測量説明会中止、からの用地測量開始、という住民無視の荒っぽいやり方で進められているのでしょう。我々は、住民の命と健康を守る為に直ちに測量の延期・凍結を求める抗議文書を、東京都北多摩北部建設事務所長と立川市長宛に5月24日に送付しました。

3月23日:測量該当地区のフォローアップ実施

3月23日、測量該当地区におけるフォローアップを当会の世話人たちが行いました。新たに測量拒否ポスターを貼り始めたお宅が増加していることを確認し、一層の心強さを感じました!

時間の経過とともに、測量拒否を積極的に意思表示する住民が増え続けています。3.3.30号道路計画(28メートル道路計画)に対して、多数の住民が“NO”をつきつけている証左です。この日、お話ができた住民の方々も異口同音に、「もともと不要な道路計画だが、コロナ危機の現状では他に税金の使い道が沢山ある」とおっしゃっていました。緊急事態宣言は解除されましたが、東京都は来月の21日まで飲食店の時短を要請しています。また、海外からの観客動員を断念したことによる五輪の莫大な損失を負担すべく、国と東京都が話し合いをしています。感染者数リバウンドによる医療ひっ迫が見え隠れし、都の財政が傾きかけている現況において、10年先の道路に莫大な税金を投入するなど正気の沙汰とは思えません。我々は都の、ひいては国の破産に繋がるような無駄な公共事業の一つである28m道路計画を阻止すべく活動して参ります。

2月中旬:「測量に関する意見書送付のススメ」をトップ画面に掲示

2月中旬、東京都は感染症拡大防止の為に中止された測量説明会に代わる資料を、測量実施予定の地権者向けて配布しました。この資料一式の中に、ご質問・ご意見募集の紙返信封筒が同封されており、都は測量該当の皆さんからの質問・意見等を募りました(~3月3日)。
当会では、今の静かな生活や今後の人生設計を大きく変えてしまうこの道路計画について、率直な意見や疑問、質問を、その封書やFAXで東京都に提出することを強くお勧めしました。道路が出来てから「こんなはずじゃなかった」「病気が悪化した」と訴えても取り合ってもらえません。都が意見を募っているこのタイミングが不安や疑問を訴える絶好の機会と考えたからです。
何を質問すればいいのか?どんな意見を書けばいいのか?をお悩みの方に、下記のような簡単な意見の例も掲示しました。寄せられた質問や疑問には、測量担当の北多摩北部建設事務所がホームページ上で回答を公開するそうです。
 

<意見、質問の例>

・賛成か反対か決めてないが、土地を売る場合は市場価格よりどのくらい高く買い上げてくれますか?
・土地の一部が立ち退き対象ですが、どうせなら引っ越したいので全部買い取って下さい
・今の生活に満足しているので、道路計画には反対です!

・今現在ですら人口も自動車も減っていて、渋滞など限定的で気にならないレベルですので、10年以上後に完成する頃には本当に不要な道路になってると思います。

・道路が出来て喘息やアトピーが悪化したら病院代を補てんしてくれますか?
・道路が出来て不眠症になったら病院代を肩代わりしてほしいのですが。

・道路に使う税金を超高齢化社会に対応できるように医療関係や福祉の充実に使ってほしいです。

1月5日:立川市長宛てに2019年7月の都による違法な測量関連についての質問書を送付

2019年7月、個人の所有する私道に所有者への事前連絡もなく勝手に測量し(=違法測量)、私道に測量目的の鋲を多数打ち込みそのままにしている件について、直ちに事業主である東京都に対し書面と面談にて違法性を繰り返し抗議し原状回復を要求しましたが、いまだに所有者の求める原状回復もされず、納得できる回答も来ていません。これについて、市民の命と財産を守る立場にある立川市長宛てに1月5日、立川市としての考えをお聞きすべく、質問書を送付しました。文書での回答をお願いしてありますので返答が来次第、こちらに掲載いたします。